うみがめの産卵☆

AJHotels(㈱アジャスト ホテル事業部門)

2012年05月29日 13:57


日本では5種のウミガメがみられます。
そのうち沖縄の砂浜で産卵が見られるのはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種です。
残り2種のオサガメとヒメウミガメは日本では産卵をしませんが沿岸を回遊することがあり、漁業による混獲や海岸に漂着することがあります。
ウミガメの産卵時期はだいたい5月から8月頃までの期間に陸地(キレイな砂浜)で産卵します。




多い時は1回に100個程度卵を産みますがが、
魚や鳥に襲われて大人まで成長できるのは
わずか1、2匹程度です。
ウミガメの産卵は、1シーズン1回だけではなく、
複数回、最高6回も産卵するそうです。
産卵は2~3年周期で産卵するそうです。
卵を産む砂浜の温度が29℃より高いとメス、低いとオスが生まれることが多く、
ほんの2~3℃の違いで、全てがオスかメスの一方になることもあるそうです。

産卵する巣穴は60cmほどの深さの穴を掘って卵を産みますが、柔らかい為、
その卵は割れないのです。

また産卵中に泣いている・・・と言われていますが、ウミガメはエサを食べる時、
海水と共に丸呑みします。
このままだと血液中に塩分が残り危険なため、
目の所にある塩類腺という器官から、濃い塩水を涙のように排出しているのです。
これが産卵中に泣いているように見えるのです。

沖縄のビーチに遊びに行かれる際には、うみがめの産卵&孵化もぜひお楽しみに下さい。
運が良ければ みれるかも・・・?

 ビーチサイドレストラン 橘田。


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