2013年10月29日 22:18
「やちむん」
沖縄の方言で、焼き物を意味します。
やちむんの歴史は、約600年と長く、沖縄が交易地であったため、
中国、朝鮮、日本、東南アジア諸国の影響を受けながら発展し続け、
今のやちむんが形成されました。
特徴は、沖縄の土で作られた質感と、あの特徴的な釉薬(うわぐすり)の色。
この釉薬は、沖縄で採れる自然原料である鉱石、サトウキビ灰、サンゴ石灰などを
混ぜ合わせて職人が手作りしています。
またかなり大柄な絵柄が多いのもやちむんの特徴です。
沖縄では薪の調達が困難で二度焼きできないという事情からあの独特の絵柄が確立されたそうです。
やちむんは、職人さんが一つ一つ手作りをしているので、
2つとして同じ柄のものがないのがうれしいですよね
日常品として使われることを考えられ作られていったため
素朴であたたかな風合いが人々から親しまれています。
11月3日・4日には現在「やちむん通り」と呼ばれている那覇の壺屋で陶器市が行われます。
エイサーなどの演舞も繰り広げられますので、沖縄の文化に触れながらお気に入りの陶器を探してみてはいかがでしょうか
第9回壺屋やちむん通り祭り2013
開催場所 那覇市 壺屋やちむん通り
所在地 〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目
交通アクセス 「那覇空港」からゆいレール「牧志駅」~徒歩12分
開催期間 2013年11月3日~4日
フロント ミヨシ