許田の手水

2011年02月06日/ ホテル周辺

みなさんこんにちは
毎回、地味な話題を提供している金城です。

本日は許田(きょだ)の手水をご紹介したいと思います。
ここは名護市指定文化財になっており、伝わる話は現存する組踊りの中で唯一の恋愛物語である【手水の縁】の元になっています。

許田の手水
では、物語の紹介を

許田の手水は集落北側の丘のふもとにある桶川で、昔から村人の生活用水として使われてきました。
 ある日、たまたま通りかかった首里(しゅり)の侍(史跡の看板には殿様とあります)が、本当にのどが渇いていたのか、そこに居た娘が美しかったせいなのかはわかりませんが、「水をください」と声をかけます。
 娘がひしゃくで水を汲むと、「あなたの手で汲んでください」と言います。
 初めて会った人にこんなことを言われると、怖いと思うのですが、娘はやむなく両手で水を汲んであげました。
 それが縁となって娘は、村人から連れ去れ、村人を嘆かせたといいます。

 羽地ダムのいろはかるたの「み」には【水が縁 許田の手水の 恋の花】とあります。

 当ホテルから自転車(レンタサイクル、好評です)でも行けますし、史跡めぐりが好きな方はちょっと寄ってみていかがでしょうか。


金城



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Posted by AJHotels(㈱アジャスト ホテル事業部門) at 22:30