沖縄が舞台の作品6

2011年04月03日/ スタッフの独り言

皆さんこんにちはニコニコ

趣味を活かしたこのシリーズも早6回目。
今回、ご紹介するのは
【テンペスト】池上永一 著
             です。


実は【テンペスト 沖縄体感ツアー】を行っている期間中にご紹介したかったのですが、私が全4巻(文庫)を読み終えたのが、つい先日でした。タラ~

ストーリ紹介です。是非、読んでほしい作品なので、簡単にご紹介。

19世紀の琉球王朝で繰り広げられる、波乱万丈の歴史ロマン。
真鶴という名前と女を捨て宦官として王宮にあがった孫寧温(そんねいおん)は、政治を担う評定所筆者として王政の財政改革に着手する。王室に仕える男女の嫉妬に巻き込まれながらも、男として女として懸命に生き抜く人生を描く。

では、舞台紹介。

1.首里城(しゅりじょう・スイグスク)
那覇港を見下ろす琉球王朝の王城で、1992年に復元されました。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されましたが、登録は「首里城跡(しゅりじょうあと)」であり、復元された建物や城壁は世界遺産には含まれていません。
役所と王宮というふたつの役割を持つ。寧温と朝薫が仕事に打ち込んだ評定所の北殿を筆頭に、王妃と聞得大君(真牛)が覇権争いを行った黄金御殿、聖域とされた京の内など多くの舞台が場内に点在する。

2.三重城(みーぐすく)
航海安全を祈願した王国の拝所。現在は土台の石垣のみが残っています。
真鶴が女を捨て、男となる最後の日を過ごした場所。
また薩摩藩士、浅倉雅博と運命的な出会いを果たした場所でもあります。

3.斎場御嶽(せーふぁうたき/サイハノうたき)
現在の沖縄県南城市(旧知念村)にある史跡。
15世紀-16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽であるとされる。
「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味となり、これは通称である。正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」といいます。
琉球王国時代、最重要とされ、聞得大君の即位式が行われたとされる。

他にも、万座毛とか孔子廟、真玉橋などが、作中に出てきます。
琉球ロマンに浸りながら観光というのはいかがでしょうか?



金城



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